どうも、間質性肺炎闘病中のきくてぃーです(^o^)
今まで過去の出来事を思い出しながら書いてきましたけど、この数日自分にとってはじめての感覚が襲ってきたので、忘れないうちにブログに残そうと思います。
僕と同じように長期入院で戦っていらっしゃる方にも参考になれば。。。
今の僕の状況
- 2018/12/26
- 入院44日目
- 居場所:病室のベット9割
- トイレ:自分で行ける
- 洗髪:週一回看護師さん
- 体拭き:3日に一回ベッドの上
- 治療:朝6時から24時過ぎまで点滴、内服、レントゲン、採血
つまりベッドの上から動けない生活を送っています(´・ω・`)ツライ
突然襲ってきた奇妙な感覚
それはクリスマスの前日、突然起こりました。
あまりにも怖かったんで、スマホのメモアプリにメモを残してます。その文章をそのまま書きます。
2018/12/23
昨日は朝から同級生に職場の先輩に妻に子供に、一日中御見舞いっぱい来てくれて、いっぱいお話出来て楽しかった(*´ω`*)
でも反動か、その夜僕の人生において初めての感覚が襲ってきた。
指が震える、身体が震える、何かが僕のことを見張ってるような気がする。
身体に膜が一枚貼られたような感覚で、耳に入ってくる言葉や音が全身で暴走している。なにコレ怖い。
看護師さんを呼んでもなんて言っていいかわからない。
一時間たっても2時間立ってっも、3時間たっても、襲われ続ける。
助けを求めてGoogole検索が「長期入院 ストレス」「ストレス 兆候」「入院中ストレス」「長期入院 助けて」「うつ 治療」今見返しても怖いキーワードで埋まってしまった。
調べれば調べるほど暴走が進んで、ますます怖くなる。
「ストレス発散、好きな曲を聴く・涙を流す・大声を出す」というアドバイスを見つけた。
好きな曲を大音量で聴いた。
夜明けの歌:イースタンユース
ちょっと落ち着いた気がする。
食事が来たけど、集中できない。何で食器を重ねてるんだろう。何でトイレットペーパーを握ってるんだろう。食事こぼすぞ、危ないのわかってるじゃん。
今見返しても意味分かりませんねΣ(´∀`;)
ちなみに音楽を聴いた後は、少しスッキリ出来た気がします。
でもすぐに元に戻って、その日はどうにもなりませんでした。。。
とにかく眠りました。
長期入院のストレス
入院中は担当医が定期的に問診に来てくれます。
N先生「きくてぃーさん、どうですか〜?」
きくてぃー「先生、昨日から感覚がおかしくって、何か酔っ払ってるような感じで…自分が何やってるか分からなくって。鬱とか?」
N先生「んんっ?薬の副作用かなぁ?今ステロイドの量結構入れてますからね。入院も長くなってきて、ストレスも溜まってきてるだろうしね。何か出来ないか考えてみますね。」
先生、頼むから今すぐどうにかしてくれー!
僕が行った対処法
先生の「何かできないか考えてみますね〜」
は絶対時間かかるって思ったんで、自分なりに調べたり考えたことを一つ一つ実行していきました。
感覚が暴走している時にやってこと
・テレビを消す
テレビの映像、音が本当にうるさく僕にぶつかってきました。
・スマホを見ない
驚いたのはスマホ。動画はテレビと一緒で見なかったんですけど、ニュース記事やSNS、ブログの大量の文字情報が僕の中に流れ込んでくる前に、ぶつかって来る感覚で、何も考えられなくなりました。
・音楽を流す
僕は音楽が大好きです♪アマゾンプライムミュージックに加入してるので、大好きな音楽も聴き放題ヽ(=´▽`=)ノ
プライム会員は特典が多すぎて、長期入院には本当に助かりました!
その中でも学生の時大好きでよく聴いていたスローなテンポのリラックスできる曲をピックアップして、適度な音量で聞きながら寝ました。これが結構効果的だった気がします。
・眠る
音楽聞いてウトウトしてきたら、音楽も消して、寝たいだけ寝ました。
・好きなものを好きなだけ食べる
病院食は量が決められています。僕には多いなぁと思いながらもいつも無理して食べてました。でも食べることに集中できないので、食べたいものを食べたいだけ食べて、残しました。足りない時は家族が買ってきてくれてるお菓子を食べました。
僕の場合食事制限が無かったので助かりました!
・看護師さんに話す、頼む
不安が襲ってきたら看護師さんに思ったことを話しました。人にもよりますけど、点滴の付け替えの時なんかに支離滅裂な話ししても結構聞いてくれました。
お茶頂戴、とかタオル取ってとか些細な事も頼みやすくなりました。
看護師さん達本当に優しいです(*^^*)
一番の解消法かもしれない〜妻に話す
・妻に話す
僕の心がおかしくなって数日後、僕のLineの返信で何かを察知したらしく妻が朝からお見舞いに来てくれましたΣ(゚Д゚)
と言うのも、家からK大病院までは車で1時間も運転しないと行けないので、本当に驚いたと同時に、顔見てホッとして僕は泣きそうになりました(´;ω;`)ブワッ
僕の顔を見てすぐ「どうしたの?何かあった?」と聞いてくれました。
妻優しすぎか?!?!(@_@;)
僕はこの数日間で経験した感覚・ストレスの話を全部妻に話しました。
それこそ時系列もバラバラ・話はまとまらずあっちに飛びこっちに飛び・支離滅裂だったと思うけど、話を聞いてくれました。
そして、話が終わると目に涙を浮かべて「強い人だと思ってたけど、我慢してたんだね(´;ω;`)ブワッ」と言ってくれたんです。
その一言に救われました。
その夜は妻と一緒にテレビを見ることが出来ました(*´ω`*)
それからも、今時分に出来る範囲でストレスがかからない生活を心がけています。
長期入院はストレスとの戦い
今回のことで、いつもポジティブだと思ってた僕にこんな側面があるんだということを初めて知りました。それだけ長期入院のストレスは人を不安定にしてしまうんだと思います。
僕にはたまたま支えてくれる家族がいたから、数日であの恐ろしい感覚から抜け出せたんだと思います。
家族にはお見舞いに来てくれるだけでも、車の移動で大変な思いをかけてるのを理解していたからこそ、あの日から病室内で解決出来そうなストレスはなるべく貯めないよう、看護師さんや先生達に協力してもらいながら、ちょっとだけわがままが増えたきくてぃーなのでした(*´ω`*)
まぁ、一番のストレス解消法は退院することだと思うので、早く治療が終わってストレスフリーな生活を手に入れたいものです(;´д`)トホホ…
今回も最後までご覧いただきありがとうございました!
長期入院